ユニセフによると、肺炎は子供の感染による死因でも上位に入る。5歳以下の子供、とくに2歳以下の子供に多い。2015年には、1日に2500人の子供が肺炎で亡くなった。
これらのほとんどは極度の貧困にある地域で起きた。人口の半分が極度の貧困にあるタンザニアのような国では、家庭の消費エネルギーの95%が燃料を燃やすことでまかなわれている(ソース:世界保健機関が2013年に行った室内空気汚染についての調査)。極度の貧困においては、ほぼ全ての家庭が石炭またはバイオマス(薪、家畜のふん、農作のゴミなど)を料理や暖房に使っている。
毎年400万人以上が室内空気汚染で亡くなっている。肺炎で亡くなる5歳以下の子供のうち、室内空気汚染が原因だったのは50%以上だ。(ソース: 世界保健機関。こちらとこちらを参考に。)