『ファクトフルネス』
正誤表

『ファクトフルネス』共訳者(上杉)作成

FACTFULNESS ファクトフルネス

これは、2019年1月に日経BPから発売された訳書『ファクトフルネス』の正誤表です。

いまのところ、本書の主張を根幹から揺るがすような致命的な間違いは見つかっておりませんが、読解に支障をきたさない程度の小さいミスはかなり見つかっています。ご指摘くださった皆様にとても感謝しています。間違いは増刷ごとに逐一修正しております。

全般・見返し・はじめに

世界保健機関

全般固定リンク

世界保健機関 世界保健機

(どちらの名称も使われるが、国連は「世界保健機関」としているので)

9にて修正。電子版修正済み

イントロダクション

P7

イントロダクション固定リンク

尋ねるようにしている 尋ねるようにしてい

32にて修正。電子版未修正

P8

イントロダクション固定リンク

紙とペンを用意して 紙と鉛筆を用意して

32にて修正。電子版未修正

P14

イントロダクション固定リンク

貧困、富 貧富

32にて修正。電子版未修正

P21

イントロダクション固定リンク

海外 外国

32にて修正。電子版未修正

P24

イントロダクション固定リンク

毎日ニュースで流れていることから頭を切り離して、世界には可能性があふれていることに気づいてもらうのは難しい 毎日ニュースで流れていることとはまったく違った、世界にあふれている可能性について興味を持ってもらうのは難しい

32にて修正。電子版未修正

第1章: 分断本能

P28

第1章固定リンク

表1から表5 表1表5

32にて修正。電子版未修正

P33

第1章固定リンク

大きな紙 大きなプリント

32にて修正。電子版未修正

P34

第1章固定リンク

2人がつくった動くバブルチャートは、はからずも革命的だった。 2人の手から思いがけず生まれた動くバブルチャートは革命的だった。

32にて修正。電子版未修正

P34

第1章固定リンク

「西洋諸国」と「その他の国々」、「北国」と「南国」、「低所得」と「高所得」という言葉も使われるが、単語自体にあまり意味はない。それぞれの言葉が、人々の頭の中になんらかのイメージを植え付けることがポイントだ。 「西洋諸国」と「その他の国々」、「北国」と「南国」、「低所得」と「高所得」という言葉も使われる。その言葉が「あの人たち」と「わたしたち」というイメージを植え付け、現実に根ざした意味を持っている限り、どんな言葉を使うかはさして重要ではない。

32にて修正。電子版未修正

P54

第1章固定リンク

2つのグループは重なっている 2つのグループには重なりがある

(完全に重なっているわけではないので)

4にて修正。電子版修正済み

第2章: ネガティブ本能

P63

第2章固定リンク

約1メートル 1メートル弱ほど

(原文は3フィートなのですが、これは75cm~80cmを繰り上げた可能性があり、そうすると「約1メートル」とすると過剰すぎる、高位予測を使ったものと誤解される可能性があるので)

3にて修正。電子版修正済み

P78

第2章固定リンク

戦死者数 戦争や紛争による犠牲者

(「戦死者」は民間人を含まないが、数字には民間人も含まれるので)

2にて修正。電子版修正済み

P81

第2章固定リンク

絶滅の危険度が計測されている種の数 絶滅の危険度を計測して保全に務めている種の数

(絶滅危惧種のリストの種が増える、というと悪いことに思えますが、実際は「絶滅しないように計測している=いいこと」なので。こちらの脚注も参考に)

2にて修正。電子版修正済み

P85

第2章固定リンク

Source 出典

(上のグラフの右下部分、“Source”という言葉が訳されていませんでした)

2にて修正。電子版修正済み

P93

第2章固定リンク

博士号も無料で取得した 医師の資格も無料で取得した

16にて修正。電子版未修正

第3章: 直線本能

P110

第3章固定リンク

2015年から2030年のあいだに新しく生まれる、15歳未満の子供たちは20億人いる。そして2015年に子供だった20億人は、2030年には30歳から45歳になっている。2015年には、30歳から45歳の人が10億人しかいなかったわけだから、単純計算で大人の数は10億人増えるはずだ。 2015年以降に生まれた、15歳未満の子供たちは20億人いる。2015年に子供だった20億人は、2030年には15歳から30歳になり15歳から30歳だった20億人は30歳から45歳になっている。2015年には、30歳から45歳の人が10億人しかいなかったわけだから、大人の数は10億人増えるはずだ。

子供か、若者だったということだ。 若者だったということだ。

(修正前は説明が図と噛み合いませんでした。また最後は原文にも「子供か、若者だった」とありますが、新しく出現する30〜45歳は以前は15〜30歳だったため、「若者だった」が正しく、原文が間違いだったと思います。現在原著の著者に問い合わせ中です)

9にて修正。電子版修正済み

第4章: 恐怖本能

P133

第4章固定リンク

家事

8にて修正。電子版修正済み

P146/147

第4章固定リンク

戦死者数 戦争や紛争による犠牲者

(「戦死者」は民間人を含まないが、数字には民間人も含まれるので)

2にて修正。電子版修正済み

P152

第4章固定リンク

化学物質への恐怖が暴走し、化学物質よりも 物質への恐怖が暴走し、物質そのものよりも

(放射線は化学物質ではないので)

6にて修正。電子版修正済み

P154

第4章固定リンク

矢先 直後

9にて修正。電子版修正済み

第5章: 過大視本能

P171

第5章固定リンク

バッハマイ病院 バックマイ病院

3にて修正。電子版修正済み

第6章: パターン化本能

P193

第6章固定リンク

クールチェーン コールドチェーン

8にて修正。電子版修正済み

P204

第6章固定リンク

レベル4の写真か レベル4の写真

2にて修正。電子版修正済み

P206

第6章固定リンク

十羽ひとからげ ひとからげ

2にて修正。電子版修正済み

第7章: 宿命本能

P225

第7章固定リンク

それを許さない体制の進歩が見えないのだろうか それを許さないイランのような体制の進歩が見えないのだろうか

(イランでは表現の自由が制限されていることを知らない人のために分かりやすくしました)

2にて修正。電子版修正済み

P228

第7章固定リンク

フェニミスト フェミニスト

6にて修正。電子版修正済み

P228

第7章固定リンク

5年後、ポーランドは中絶を禁止し その後、ポーランドは中絶を禁止し

(ポーランドが中絶を大々的に禁止したのは共産主義が崩壊した後の1990年だったので)

現在原著の著者にこれが間違いかどうか問い合わせ中です。

第8章: 単純化本能

P243

第8章固定リンク

講読 購読

9にて修正。電子版修正済み

第9章: 犯人捜し本能

P274

第9章固定リンク

続くていく ていく

2にて修正。電子版修正済み

第10章: 焦り本能

P288

第10章固定リンク

キクウィット キクウィト

9にて修正。電子版修正済み

P294

第10章固定リンク

それは制度が複雑だからだ それは複雑だからだ

(天気は制度ではないので)

2にて修正。電子版修正済み

P302

第10章固定リンク

インフルエンザ菌 インフルエンザウイルス

2にて修正。電子版修正済み

P302

第10章固定リンク

空気感染 飛沫感染

(インフルエンザは空気感染しないので)

9にて修正。電子版修正済み

第11章: ファクトフルネスを実践しよう

P320

第11章固定リンク

海外移転 国外移転

32にて修正。電子版未修正

P321

第11章固定リンク

わたしたちかかっている わたしたちかかっている

2にて修正。電子版修正済み

脚注

P357

脚注固定リンク

バナシー バナ

9にて修正。電子版修正済み

P357

脚注固定リンク

起きている。 起きている」。

(括弧が抜けていました)

2にて修正。電子版修正済み

P361

脚注固定リンク

ニカラグア ナイジェリア

32にて修正。電子版未修正

P363/368

脚注固定リンク

Ispos MORI Ipsos MORI

9にて修正。電子版修正済み

P365

脚注固定リンク

戦死者数 犠牲者数

(「戦死者」は民間人を含まないが、数字には民間人も含まれるので)

2にて修正。電子版修正済み

P365

脚注固定リンク

警視庁

11にて修正。電子版未修正

P367

脚注固定リンク

ひとりあたりのギターの本数 100万人あたりのギターの本数

9にて修正。電子版修正済み

P371

脚注固定リンク

M-DAT EM-DAT

8にて修正。電子版修正済み

P372

脚注固定リンク

初等教育を受ける 初等教育を終える

(質問は「終えることができる?」なので)

8にて修正。電子版修正済み

P372

脚注固定リンク

70%に切り捨てた 70に切り捨てた

10にて修正。電子版未修正

P372

脚注固定リンク

(見出し)はじめに イントロダクション

10にて修正。電子版未修正